ZBRUSH 4R8 64bit

¥12,000

ZBrush4R8

ZBrush4R8はアーティストが作成する膨大なディテールのデジタルスカルプトでも即座に対応することができるスカルプトツールとしてのZBrushの伝統を受け継いでいます。 ZBrush 4R8の新機能は、ZBrush内のデジタルスカルプトワークフローを発展させます。

ギズモ 3D
ギズモ 3Dは精密な操作や変形を行うことのできるシンプルな新しいコントロールUIエレメントをアーティストに提供します。ギズモ 3Dはどこにでも簡単に再配置して向きを変えたり、正確な変形を行うことが可能です。移動 / スケール / 回転のピボットポイントはいつでも自由に変更できます。ギズモ 3Dでは法線方向もしくは世界座標軸に対して回転や移動を加えるなどのオプションも用意されています。

複数のサブツールを一度に変形
新しいギズモ 3D変形ツールではサブツールの複数選択とその操作を行うことができるようになりました。変形を加えたい任意の複数サブツールを全て選択した状態で移動、スケール、もしくは回転を一度に行うことが可能です。これによりハードサーフェイスモデルのポージングも非常に容易に行なえます!

デフォーメーション(変形)モディファイヤ
ZBrush4R8では新しいディフォーメーションモディファイアを使用してどんなスカルプトも簡単に広範囲に変形、調整することができます。Bend on Curveモディファイアを利用して曲面のあるモデルにテキストを巻きつけたり、スカルプトモデルを任意の軸に沿ってひねることもできます。モデルの全体的なシルエットを変形させるような場合はフリーフォームディフォーメーション(FFD=Free Form Deformation)が有効です。ExtenderやMulti-Sliceなどの強力なディフォーマーも含まれています。

インタラクティブなプリミティブ
シンプルな基本ジオメトリから素早くデザインできます。プリミティブがサーフェイスに適用された後でもアーティストは自由にジオメトリの基本設定を変更もしくは調整できます。例えば球体に平らな”極”を持たせる、滑らかな円柱を八角形に変形、円錐をピラミッドに変形するなどが全てリアルタイムに処理できます。このシステムを利用することで、少ないプリミティブを自由にスカルプト可能なシェイプのライブラリへと作り変えることができるでしょう。

3D ALPHA
どんなスカルプトモデルやシェイプでもボタンをワンクリックするだけで3Dのアルファ画像(ベクターディスプレイスメントマップ)に変換できます。シェイプやスカルプトモデルをキャプチャーすることで、アルファの再配置、調整や軸に対する回転させることができます。これはサーフェイススカルプトを行う場合でもユニークなアルファを作成するための高速かつインタラクティブな方法です。

マルチ・ベクターディスプレイスメント・メッシュ
既存のインサートマルチメッシュ(IMM)ブラシと似た新しいマルチ ベクターディスプレイスメントシステムは多様なベクターディスプレイスメントメッシュ(VDM)を即座に切替可能です。
これはオーバーハングした形状を彫り込むだけでなく、裏面があるような複雑なオブジェクトもブラシを一度ストロークするだけで描くことができます。例えば重なり合った鱗を持ったドラゴンのテクスチャリングが行えると想像してみてください。他にも例えばVDMを利用することでモデル毎に”耳”などのパーツを作り直す必要もなくなります。

ストロークが継続できるレイジーマウス 2.0
レイジーマウスシステムはストロークの正確性とスムースなドローイングのためにデザインされました。新しくなったレイジーマウス2.0ではストロークをモデルに適用させる前に、任意の角度や長さをガイドつきで調整ができます。さらに同じ地点をストロークして横切った場合でも彫り込む(盛り上げる)高さを維持したままストロークを継続することも可能です。
デザインを破壊することなくモデルにスカルプトパターンを施したいと思ったことはありませんか? レイジーマウスに新しく追加された”レイジースナップ”ではブラシストロークを開始した後に、停止してモデルを回転させてからストロークパターンを崩すことなく再開することができます。

IMMセレクター:ブラシコンテンツ管理
新しいブラウザを搭載したお陰でインサートメッシュやマルチベクターディスプレイスメントメッシュブラシに保存されたメッシュを容易に選択できるようになりました。インターフェイスの上部に表示されるこのメッシュセレクターは登録されているメッシュを並べて表示します。アーティストはセレクターエリアを左右にスワイプすることで、任意のメッシュをリアルタイムに切り替えられます。
あなたがブラシのカスタマイズに熱心であるなら朗報です!ZBrush 4R8では1つのブラシから別のブラシに簡単に内容をコピー&ペースト、または削除することができます。

3D テキスト&ベクターデータから3D変換機能
ZBrush4R8には完全なリアルタイム3Dテキストジェネレーターが搭載されています。この機能は単語や短いフレーズを3Dにすることができます。その他にもSVGファイル読み込むことでカスタムロゴを作成してどんなサーフェイスにも適用させることができます。
新しく搭載されたLive Booleanシステムを組み合わせることで、この3Dテキストクリエイターで作成した3Dテキストをモデルに埋め込むことができます。新しく搭載された強力なディフォーマーのお陰で、作成したテキストのシルエットを変形させることも容易です。

3Dコンテンツ付きの新LIGHTBOX
LightBoxでは、以前のZBrushセッションで作業していたファイルを見渡すことができます。また「Go To Folder」オプションも追加されています:ワンクリックで、Lightbox内で直接ファイルシステムをナビゲートすることができます。

ZBrush 4R8には、もともとZBrushCore用に作成された新しいスタートアッププロジェクトやマテリアルが付属しています。これらの新しいプロジェクトには以下のものが含まれています:

ジュエリーリングとペンダント
四足動物の新しいベースメッシュ
より細かくスカルプトができる、どんなアーティストでも使用できる3Dプリンター用のアセット
新機能と併用することで効果的な新しいブラシとマテリアルもいくつか追加されました。

更新されたユーザーインターフェース・高DPIディスプレイサポート
Unicodeテキストが完全にサポートされ、名前に英語以外の文字を使用できるようになりました。UIがスケールされた際にテキストサイズをスケールするようになり、昨今の高解像度ディスプレイに最適です。

ZSPHEREダイナメッシュ モード
スカルプトする際にZSpheresを使ってベースメッシュを作成することは、以前よりも簡単になりました。 ZBrush 4R8では、ZSpheresからポリメッシュを作成する際に、均等に分配されたポリゴンで簡単にスカルプトできる人気のDynaMeshシステムがデフォルトで使われます。ZSpheresを使用して簡単なベースメッシュを生成し、技術の問題やポリゴンの伸長を心配することなく、サーフェスを押したり引いたりし続けられます。もちろん、特定のモデルに元のアダプティブスキンシステムを使用したい場合は、そのまま使用できます。

アルファストリーク
アルファストリークモードで既存のアルファのイメージチェンジをします。アルファにランダムなストリークを適用することで、モーションブラーに似たユニークなブラシストロークを作成することができます。 Alpha Streaksは、アルファに “絵筆”のようなタッチを加えます。

ブラシの拡大効果
ペンの筆圧でアルファの拡大効果を調整してください。軽いタッチで一定のアルファパターンを維持しますが、強い筆圧でアルファに拡大効果を加えます。逆も可能です。この機能により、ひとつのアルファを作成し、サーフェスに沿って筆圧だけでパターンを変えることができます。

プラグインアップデート
3D Print Exporterの代わりに新しい3D Print Hubプラグインが搭載されました。このプラグインには、3Dプリント愛好者の期待に応えて、エクスポート設定を保存して共有する機能や、ひとつのクリックでFormLabs PreFormソフトウェアにエクスポートできます。エクスポートサイズを更新する際、結果が正しいかどうかを新しいDimension Checkウィンドウで確認してください。

新しいScale Masterも追加され、ZBrushにcmやmm、inch、feetの実世界寸法を簡単に設定できるようになりました。また、すべてのSubToolsを含めて、ひとつのクリックでスカルプト全体のサイズを簡単に変更することもできます。

新しいZBrush to Photoshopプラグインを使用してBPRレンダーパスを強化できます。このプラグインを使用すると、さまざまなレンダーパスや、Photoshop CCに個別のレイヤーとしてエクスポートされるいくつかのマテリアルオプションを自由に選択できます。

これらはすべて、ZBrush 4R8のデフォルトプラグインで自動的にインストールされます。

モデルを3Dプリントすることは非常に簡単になりました。 Pixologicの新しいZBrush to Sculpteoプラグインを使用すると、ボタンをクリックするだけでモデルをSculpteoに直接送ることができます。 必要に応じて頂点カラーとしてPolyPaintを含めることができます。プラグインは複数のSculpteoアカウントや匿名アップロードもサポートしています。

GOZのアップデート
GoZはModoとMayaの最新バージョンをサポートするように更新されました。

このアップデートでは、Maya 2015、Maya 2016、Maya 2016.5またはMaya 2017, Maya 2018がサポートされます。Maya用のGoZにいくつかのオプションも追加されました。 Pixologicは、Maya向けのGoZのアップデートやサポートを引き続き提供します。

ZBrushのポリペイント情報をMayaに送ることができます。
すべてのポリグループはMayaの選択セットとして維持されます。 Mayaで作成された選択セットはZBrushのポリグループに変換されます。
ZBrushからテクスチャファイルを送信するだけでなく、MayaのテクスチャファイルをZBrushに送り返すことができます。
重いメッシュの操作速度が最大10倍高速化されました。
Maya NGonsは正しくテッセレーションされ、ZBrushにエクスポートされるようになりました
GoZ MayaはMental Rayをデフォルトレンダラーとして設定されなくなりました。
GoZはMaya C ++プラグインになりました。
Modo用のGoZは、The Foundryによって更新およびサポートされるようになりました。Modoの最新GoZアップデートをダウンロードするには、お持ちのFoundryアカウントにログインしてください。

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