RecurDyn V9R4 機構解析ソフト

¥19,500

RecurDyn V9R4 機構解析ソフト

結果処理機能と使いやすさを向上したスタンドアローンのグラフ作成機能であるRecurDyn Postを新たにリリースしました。RecurDynのプロッターと比較して、大容量の結果データに対してグラフ描画やデータ処理を高速に行うことが可能です

【主な機能】

チャンク形式に変換(Convert to Chunk)
プロットデータファイル(*.rplt)をチャンク形式(*.chnk)に変換し、ファイルサイズが大きい(結果出力点数や出力変数が多い)結果データにおけるカーブの描画を高速化
プレビューモード(Preview Mode)
描画前にカーブを一時的に表示
スクリプト機能(Script Editor/Script Console)
C#を使用したスクリプト機能。スクリプトを記述することで、カーブの描画、データの変換およびフィルター実行などの自動化が可能
プロパティウィンドウ(Property Window)
グラフ表示プロパティを容易に設定変更
データ編集機能
カーブのデータを編集し、データの変更をカーブに反映

RecurDyn/F-Flexに伝熱解析の機能が追加され、F-Flexボディ内部の熱伝導と熱膨張を考慮した計算が可能になりました。節点温度、熱ひずみをコンター表示で確認することが可能です。
これにより、熱による部品変形の影響を考慮した機械システムの挙動の計算が可能になりました。
また、伝熱解析で得られた温度から温度荷重ファイル(*.rtl)を作成する機能も追加されました。

【伝熱解析機能】
・節点温度     ・熱流束
・熱伝達      ・発熱

V9R3で実装されたMulti Meshの機能ではメッシュ結合前にパッチセット等を埋込んでから節点結合する操作が必要でしたが、V9R4では1つのボディに含まれる複数形状に対するメッシュ生成時に、自動で埋込みとメッシュ結合が可能になりました。

RFlexGenの固有値解析ソルバーに計算速度、計算精度に優れるSunshineソルバーが追加されました。
特に節点数の多いメッシュデータにおいて、従来のDynamisソルバーよりも3~5倍速く計算することが可能です。

ビーム要素の作成(F-Flexボディのインポート、またはMesherによるメッシュ生成)の際に、ビーム要素の変形状態における初期応力を設定することが可能になりました。
従来のバージョンでは、ワイヤーハーネス等をセットした状態のモデル作成のために、直線で作成したビーム要素をセット位置まで移動させる予備解析が必要でした。しかし、V9R4では本機能を使用することにより、予備解析を行うことなく、セット状態のワイヤーハーネス等のモデルを作成することが可能になります。

ギアのウェブを弾性体ボディ(F-FlexボディまたはR-Flexボディ)で作成する機能が追加され、ギアのウェブ変形を考慮することが可能になりました。 本機能で作成したギア形状に対してはインボリュート接触を定義することが可能です。
これにより、ギア接触に起因する振動に対するウェブ変形の影響を考慮して、ギアによる動力伝達しシステムを計算することが可能です。

また、インボリュート接触の歯の弾性変形(曲げ、倒れ)考慮の精度が向上し、はすば歯車のように歯にせん断力が加わる条件での接触力計算精度が向上しました。

Professional: フォースベクトルの数値表示
垂直力/摩擦力/軸方向成分のフォースベクトル表示
点・面拘束
計算エラー発生直前の結果出力機能
MTT2D/3D: シート/ガイド間、シート/ローラー間、固定ローラー/可動ローラー間の接触力フォースベクトル
MTT3D、Belt: 2D直交異方性材料(Elastic/Orthotropic2D)の面外せん断係数の対応
2D異方性材料(Elastic/Anisotropic2D)の対応
Belt: ベルト/ローラー間、ベルト/フランジ間の接触力フォースベクトル
タイミングベルトのタイミングプーリー位相自動調整
Chain: サイレントチェーンのスプロケット位相自動調整

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