説明
業界で実証されたPatranの包括的な機能によって、仮想プロトタイプの実行が高速になるので、要件に照らして製品性能を評価し、設計を最適化することができます。
Patran 2012 – リリースの主な特徴
最新リリースとなるPatran 2012では、従来のバージョンで築かれてきた土台はそのままに、ユーザーインターフェースを使いやすく更新し、ユーザーエクスペリエンスが向上しています。また、非線形ソルバーのサポートも強化され、MSC Fatigueの機能によって設計と製品の耐久度も向上します。
更に使いやすく
過去数年間にわたり、Patranの主要機能は一貫して使いやすさを強化されてきました。今回のリリースでは、最新のModel Browser Tree(MBT)を導入してモデルのナビゲーションが更に容易になっています。新しいシングルクリックのオプションと選択オプションも、クリック数とマウス操作の負担を軽減します。
非線形モデリングの改善
非線形解析の利用はエンジニアリングのコミュニティで急速に増え続けていますが、Patranは新しいソルバーの開発に歩調を合わせています。今回のリリースでは、Cohesive Zone ModelingやVirtual Crack Closure Techniqueといった破壊解析の手法がサポートされ、設計が更に理解しやすくなります。また、接触モデルの設定が強化され、新しい要素も追加されたので、Patran 2012では更に複雑な非線形解析も簡単に設定できるようになっています。
耐久性機能の強化
一般的なPatran環境で耐久性の問題に対処できるように、MSC Fatigueのサポートは大幅に強化されました。たとえば、更新された各種のライブラリが利用可能になり、振動疲労も利用できるようになっています。