説明
照明解析の重要性
照明設計解析ソフトウェアとはCAE(シーエーイー)すなわちコンピュータ設計支援ソフトウェアのひとつで、 照明光学に特化した設計やシミュレーションなどを行うソフトウェアです。
LightToolsの役割
照明設計解析ソフトウェア LightToolsは、照明機器の開発・設計・解析など、あらゆる場面で使われています。
OptimusとLightToolsの組み合わせで
効率的な照明最適化シミュレーションを実現
Noesis Solutions NV(本社:ベルギー王国 ルーベン市、以下「ノエシス」)は、自社製品である汎用最適設計支援ツール「Optimus®(オプティマス)」と、Synopsys, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、以下「シノプシス社」)の開発した照明設計解析ソフトウェア「LightTools(ライトツールズ)」とのダイレクトインタフェース(※1)をリリースし、販売を開始したことをお知らせいたします。サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)が販売・サポートするこの2つのソフトウェアを組み合わせてご活用いただくことで、効率的な照明最適化シミュレーションを実現し、照明光学性能の飛躍的向上や開発期間の短縮を支援いたします。
Optimusは、CADやCAEを使用した製品開発の効率を改善し、製品品質の向上を図ることができる最適設計支援ツールとして、自動車分野をはじめ、光学製品や精密機械などの様々な分野において活用されております。
LightToolsは、LED設計や液晶ディスプレイ用バックライト、プロジェクター、自動車の車内外照明などのいわゆる照明光学系の設計・解析を行うソフトウェアです。3次元CAD機能を内蔵し、評価モデルを容易に組み上げることができます。
解析の流れと連携の利点
LightTools で最適化設定を行ったファイルを、LightTools インタフェースを介してOptimusへ取り込むことで、複雑な自動実行のための設定が不要となります。Optimus には、多目的最適化や大域的最適化、タグチメソッドなどの最先端の最適化手法が用意されているため、目的に合わせた最適化を短時間且つ自動的に行うことが可能です。また、3次元CAD、構造解析、熱流体解析など複数の異なるソフトウェアを統合することができるため、複合領域の最適化や3次元CADによる形状変更を含むバックライトパターンの最適化などを実現することが可能となります。