innovMetric PolyWorks Metrology Suite 2020 64bit

¥24,000

InnovMetric が3D計測解析と品質管理のためのPolyWorks Metrology Suite 2020をリリース

複数ピース(同種複数部品)のより効率的な解析のための編集機能の追加、デジタイジング・ハブとしてのユニバーサル化の拡張およびデータ収集ソリューションのパフォーマンスを強化しました。

複数ピースのための検査プロジェクト構築とデータ解析のクオリティの向上
PolyWorks|Inspector™では、既に検査済みの複数ピースの結果に対して、データ位置合わせ方法の変更、検査箇所やレポートの追加、変更が一括で行えます。

この新機能により、PolyWorksユーザーは、複数ピースのデータを処理する検査プロジェクトを、容易により確実なものにすることができます。ユーザーが最初に検査プロジェクトを作成し、複数ピースの検査を行う過程で、測定値の算出パラメーターが適切でないために測定値が算出できない、または適切でないことに気付くことがあります。新しい複数ピースの編集機能により、適切な結果が得られように算出パラメーターを変更し、さらにこれらの変更を検査したすべての部品に対して1回の操作で適用できます。また、新しいパラメーターを適用したその他の部品の結果にマイナスの影響を与えていないことを確認できます。

さらに、複数ピースの検査の編集機能は、過去に製造した部品を解析することで、新たに生じた生産不良を迅速に調査できる非常にパワフルなツールです。不良品が検出された場合、追加の情報を得るために、新たな検査箇所やレポートの追加を行います。ユーザーは、1回の操作で新たな検査箇所やレポートを、過去に製造された複数の部品に対して追加し、これらの部品を含む測定結果、傾向グラフや統計値を解析することで、生産不良の原因をより的確に解明できるようになりました。

ポータブル測定ソリューションのユニバーサル化を拡大
PolyWorks MS 2020では、ポータブル型測定機向けのワークフローを強化し、また新しい測定機との接続機能を追加することで、PolyWorks|Inspector™プラットフォームの可能性をさらに広げました。

測定済みの点や円要素から平面、線や円要素の作成が可能となり、幾何公差算出や作成時のフィット偏差の確認ができます。
Creaformレーザースキャナーで、複数ピースの繰り返し検査が可能となります。
Leica ATS600トラッカーで、ハイ・パフォーマンス測定が可能となります。
MicroRidge MobileCollectワイヤレスシステムに接続し、ノギスやマイクロメータなどの手動測定ゲージの測定値を検査プロジェクトに取り込めます。

CNC 3次元測定機の生産性を向上
多くのCNC3次元測定機ユーザーは、その優れた操作性とパフォーマンスにより、PolyWorks® Metrology Suiteを採用しています。バージョン2020では、さらに機能の強化と拡張を行い、競争が激しいマーケットにおいて、ユーザーが生産性を向上できるよう支援します。

測定シーケンスを、フライモード(最大50%の高速化)により、プローブおよびレーザースキャン測定でスピーディに実行します。
測定シーケンスをオフラインで作成する際、使用する測定機の測定範囲をもとに、範囲を超える測定パスの作成を回避できます。また、異なる測定範囲を持つ測定機への測定シーケンスの移行も支援します。
I++ CMMプラグインにより、レーザースキャナー付き HexagonおよびZeiss CNC 3次元測定機との接続を可能にします。

検査業務の加速化
PolyWorks MS 2020は、強化したツールと新しいテクノロジーにより、オペレータの直感に頼る業務をなくし、さらに業務の迅速化を支援します。

アルゴリズムの改良による2点間サイズ計算の高速化と、より正確で再現性のある結果の算出を可能にし、また、新しいCZ (共通公差域)のサポートにより、幾何公差ツールの最適化と強化を行いました。
ユーザーフレンドリーな新しいコンテキストツールバーと、操作ガイド表示の改善により、機能の操作方法を短時間で習得できます。
カスタマイズしたツールバーとマクロを、社内や取引会社と簡単に共有できます。
PolyWorks|ReportLoop™により、複数ピースの検査結果を、会社独自の書式のExcelシートに出力できます。
PolyWorks|AR™により、作業手順や検査結果を複合現実で表示できます。

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