Boris FX Mocha Pro 2022 Standalone版 VFX&ポスプロ用トラッキングツール

¥7,500

Boris FX Mocha Pro 2022 Standalone版 VFX&ポスプロ用トラッキングツール

Mocha Pro はアカデミー賞受賞歴のあるプラナートラッキングツールセットです。Mocha Pro は複雑になるセットの拡張、クリーンアップ、オブジェクトの削除などを行うビジュアルエフェクトアーティストに大幅な時間の節約をもたらします。映画、VFX、実写合成の制作現場で20年以上も重宝されているVFX・クリーンアップツールの決定版です。

Mocha Pro は、スタンドアロンアプリケーションとして、またはAdobe After EffectsやPremiere Pro、Avid Media Composer、Foundry Nukeなどのプラグインとしてご利用いただけます。最新の2022バージョンにはApple M1やAfter Effectsのマルチフレームレンダリングサポート、プラナートラッキングの改良、GUIのアップデートなど新機能の追加とパフォーマンス向上が含まれます。

Mocha Pro はVFXアーティストがより短時間でハイエンドな結果を得られるようにするだけでなく、ビデオ編集者やカラーリストがエフェクトの分離や置き換えなど、VFXの日常的な作業のためのシンプルな新しいワークフローを提供します。

Mocha Pro 2022 新機能
・Apple M1 サポート
・Adobe マルチフレームレンダリグサポート
・VFX プラットフォーム 2021 改善したカラーマネージメント
・PowerMesh搭載のインサートモジュール ワープする表面のコンポジットワークフローを改善
・新しいプラナートラッキング機能 最高品質のトラッキングとロトを提供
・エクスポート NukeやSilhouette、Alembic、Mistikaへのエクスポート

PowerMeshを搭載したインサートモジュール

Mocha Pro 2022でリリースされた新しいインサートモジュールは、PowerMeshを利用したワープする表面への合成を合理化する機能を搭載します。

メッシュトラッキングをモーションブラーがある状態でレンダリングできるようになり、トラッキングされたインサートはPremiere、VEGAS、MediaComposerなどのアプリケーションで利用することができます。また、プリコンポーズの必要なくAfter Effectsでシンプルなマッチムーブを実現します。

インサートモジュールには12種類の新しいブレンドモードと改善されたレンダリングクオリティ、モーションブラー、ソースに合わせて曲げや歪みを追加するグリッドワープインターフェイスが含まれます。

改善されたトラッキングワークフロー

・RGBチャンネルトラッキングとRGBビューアコントロール
・既存のプラナートラックにマルチリンクレイヤーとメッシュトラッキングを追加
・レイヤーごとにビューアーをスタビライズしてロトワークフローを改善
・キーフレーム編集やスライドとナビゲーション用のドープシートを改善
・スプリットトラックとスプラインキーフレームを利用したNukeとSilhouetteへのロトエクスポートを改善
・PowerMeshからNukeTracker、PowerMeshからAlembicへのエクスポートを追加

主な機能

信頼できる確かなプラナートラッキング技術

プラナートラッキングは、すべてのMocha Proモジュールの中心であり、トラッキングやマスキング、オブジェクト除去、スタビライズなどを実現します。その使いやすさと信頼性は世界中のVFXアーティストから定評を得ています。

Mocha Proはスタンドアローン版として、またはお使いのホストアプリケーション対応のプラグインとしてご利用いただけます。

エクスポート機能も豊富に搭載し、トラッキングデータ、ロトシェイプ、レンズキャリブレーション、3Dデータなどを様々な形式でエクスポートすることができます。

PowerMesh (パワーメッシュ)

PowerMesh は、ビジュアルエフェクトやロトスコーピングで強力なトラッキング処理を提供します。これによりワープした表面やオーガニックなオブジェクトをトラッキングすることができ、マッチムーブやデジタルメイクアップにおいて威力を発揮します。

PowerMesh はシンプルで使いやすく、オプティカルフロー技術に比べて高速です。

・PowerMeshでのインサートをコンポジットまたはRGBAカットアウトとしてレンダー
・リバースされたワープ/スタビライズ ビューを出力して高度なペイントやVFXタスクで活用
・PowerMesh を使用して少ないキーフレームでロトシェイプを生成
・メッシュの頂点をAfter EffectsのNull、Nukeトラッキング、またはFlameやC4Dなどに対応したAlembicでエクスポート

少ないキーフレームでロト&マスク生成

Mocha Proのマスキングワークフローはスプラインツールを利用し、シェイプ生成を高速化するだけでなく、手動のキーフレームを削減します。

エッジスナップを備えたマグネティックスプラインやエリアブラシは、描画スキルを必要とせず、細かなマスク作成を実現します。

パワーメッシュでは筋肉、肌、生地などの動くオブジェクトに対して非常に正確なトラッキングが行えます。

プラグインオプション

Mocha Proをプラグインとして利用する場合、ホストアプリケーションのメディアエンジンを利用し、高速かつ効率的なワークフローを提供します。日常的に利用する操作に慣れた編集ソフトおよびコンポジットソフトからMochaProを起動して利用します。

プラグインのサポート:
Adobe After Effects&Premiere Pro、Avid Media Composer、Autodesk Flame、Foundry NUKE、Blackmagic Design Fusion、Vegas Pro、HitFilm、SGO/Mistika、Silhouette

オブジェクトやワイヤーのリムーブ

ワイヤー、リグ、トラッキングマーク、360度カメラなど、シーンに不必要なオブジェクトをMocha Proで簡単にリムーブすることができます。またはクリーンプレートを生成して時間を節約することもできます。

Mocha Proのリムーブモジュールは、従来のクローン技術に代わるオブジェクトのリムーブ技術です。  クリーンなフレームを自動検知して、ブレンドとピクセル調整を少ない手間で実現します。

Mega Plateは、移動するカメラフッテージからラスターよりも大きいシームレスなイメージを抽出して、拡張機能の設定、クリーンアップ、不要なオブジェクトの削除、フッテージの再配置などの高度なVFXタスクを実行します。このユニークなモジュールは、Mochaの最も強力なコアテクノロジーである平面トラックと時間フレーム解析を基にして構成された拡張フレームを作成します。

スクリーンインサート、マッチムーブ

インサートモジュールは、ハメコミ合成や、モニタ/看板の差し替えなど行える機能です。メッシュワープツールで、ハメコミの位置だけでなく、奥行きや回転といった3Dオフセットも調整できます。

PowerMeshを搭載したインサートモジュールは、高品質なサブサンプリングとブレンドモードを提供し、合成のワークフローを改善します。

新しくデザインされたGrid Warpツールは、インサートするオブジェクトをはめ込む表面に合わせて変形することができ、より自然な合成を実現します。

またインサートはレンズモジュールと組み合わせることで、レンズの歪みに合わせたリアルなVFXコンポジットも行えます。

カメラのスタビライズ、オブジェクトの動きのスラビライズ

スタビライスモジュールを利用し、カメラの動きを固定したり動きのあるオブジェクトの動きを固定することができます。スラビライズしたトラッキングデータをエクスポートしたり、スタビライズしたクリップをエクスポートすることができます。

プラナートラッキングや新たに搭載されたPowerMeshを利用し、オブジェクトの動きを固定します。これによりワープした表面をフラットにし、ペイント修正が可能になりました。一般的な目的の場合、選択可能なアンカーフレームを備えたスムーズなオプションにより、元のカメラの動きを維持しながら高周波ジッターを軽減することができます。 トラッキングに基づき安定した映像を中央に揃え、拡大縮小やトリミングを可能にします。

レンズディストーション

レンズモジュールは、カメラレンズで起こるディストーション(歪み)を補正します。不必要なレンズの歪みを削除し、リアルな合成を実現します。レンスデータをエクスポートしたり、ディストーションマップを Nuke、Flame、Fusion などにエクスポートできます。

360/VRでは、シンプルな”歪み除去/歪み追加”ワークフローがエクイレクタングラーフッテージでのモノまたはステレオクリーンアップを簡単にします。

ステレオスコピック ワークフロー

ステレオ3Dをネイティブサポートしています。プラナートラッキング解析を左右に適用し、手動でのオフセット設定、3Dロトスコーピング、トラッキング、3Dカメラ解析、オブジェクトリムーバルなどを行います

3Dカメラソルバー(3Dカメラ解析)

mocha Proは、トラッキングした複数のプラナー(平面)をベースに、3Dカメラを解析することができます。3Dテキストやキャラクターの配置、パーティクルのトラッキングなどに最適です。

データは、FBXをFlameまたはNukeでの使用にエクスポートしたり、AE 3D Track Import plug-inでAfter Effectsのコンポジションにペーストすることができます。

360/VR ワークフロー

Mocha Pro には、Mocha VRに搭載されていたモノ/ステレオスコピック対応の360/VR機能がすべて収録しています。

・ステレオスコピック 360/VRのプラナートラッキング & マスキング
・ユニークな360ワークスペース
・水平方向のスタビライズとリオリエント
・GPUアクセラレーション
・ステレオスコピック対応のマスキングツール
・エクイレクタングラーからフラットへの変換におけるレンズワークフロー

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